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鎌倉の主要観光名所7ヶ所を一日で!

海と山に囲まれた狭い土地というイメージの鎌倉ですが、鎌倉市内のお寺だけでも100ヶ寺以上あります!
さらに、神社や美術館、人気のランチスポットやオシャレなカフェなどもたくさんあり、一日ですべてを見ることは、とてもできません。

鎌倉を代表するお寺といえば、大仏のある長谷の高徳院

(写真:鎌倉を代表するお寺といえば、大仏のある長谷の高徳院)

鎌倉には、主な観光エリアとして、鎌倉駅と鶴岡八幡宮を中心とする鎌倉旧市街地エリア、大仏や長谷観音などがある長谷エリア、円覚寺や建長寺などの禅寺の多い北鎌倉エリア、そして、近年、「竹の庭」が大人気の報国寺などがある金沢街道エリアがあります。

日帰りで散歩を楽しむなら、このうちの、2つのエリアくらいにしぼって歩いたほうが、いいでしょう。

鎌倉駅東口のバスターミナル

(写真:今回の散歩コースのスタートは、鎌倉駅東口)

今回紹介する散歩コースは、鎌倉旧市街地エリアと長谷エリアを中心に、鎌倉の主要観光名所7ヶ所を一日でめぐる、「鎌倉観光のゴールデンコース」ともいえる、モデルコースです。

鎌倉駅東口から歩きはじめ、鶴岡八幡宮 → 源氏山公園 → 銭洗弁財天 → 佐助稲荷神社 → 鎌倉大仏 → 長谷観音 → 鎌倉文学館の順に歩き、最後は、由比ヶ浜駅から江ノ電に乗ります。

鶴岡八幡宮から頼朝の墓へ

さて、鎌倉駅東口から歩きはじめましょう。鎌倉駅は、JR横須賀線、湘南新宿ラインのほか、「江ノ電」の通称で親しまれている江ノ島電鉄線が乗り入れています。

鎌倉駅の東口(バスロータリーがある側)の改札を出たら、まずは鶴岡八幡宮を目指します。鶴岡八幡宮へは、人気の商店街「小町通り」を通るルートと、若宮大路を通るルートがありますが、いずれを歩いても、10分くらいです。

「小町通り」の入口の大きな鳥居

(写真:「小町通り」の入口の大きな鳥居)

ちなみに、若宮大路の中央には、一段高く盛り土された歩道がありますが、これは「段葛(だんかずら)」という鶴岡八幡宮の正式な参道です。はじめて鶴岡八幡宮をお参りするならば、この道を歩いてみるのがいいと思います。

二の鳥居と段葛。手前が鎌倉駅、奥が鶴岡八幡宮

(写真:二の鳥居と段葛。手前が鎌倉駅側、奥が鶴岡八幡宮)

段葛の南の入口(鎌倉駅側)には「二の鳥居」、北(鶴岡八幡宮境内のすぐ手前)には「三の鳥居」が立っているので、初めてでも、場所はすぐに分かると思います。鳥居の名前は、若宮大路をずっと南に下った海岸のそばにある「一の鳥居」から数えて、2番目の鳥居、3番目の鳥居という意味です。

正月頃に鶴岡八幡宮境内に咲く、冬牡丹

(写真:正月頃に鶴岡八幡宮境内に咲く、冬牡丹)

さて、鶴岡八幡宮の境内に入ります。境内には、桜や牡丹(ボタン)、ハスなど四季折々の花が咲くほか、鎌倉国宝館などの見所もあります。また、春の「鎌倉まつり」、秋の鶴岡八幡宮例大祭では、境内で流鏑馬(やぶさめ)が行われ、"武家の都"鎌倉らしさが感じられます。

流鏑馬神事。写真提供:鎌倉市観光協会

(写真:流鏑馬神事。写真提供:鎌倉市観光協会)

鶴岡八幡宮の参拝を終えた後、もし時間に余裕があるなら、ぜひ、立ち寄って欲しいのが、鎌倉幕府の創始者である源頼朝の墓です。頼朝の墓は、鶴岡八幡宮境内の東側の住宅地の中、清泉小学校の裏手の小高い丘の上にありますが、有名な歴史上の人物の墓にしては、とてもこぢんまりしているのに、驚くかもしれません。

窟小路を抜けて

さて、三の鳥居の前まで戻りましょう。ここから、横大路と呼ばれている鶴岡八幡宮の門前を横に通る道を西に向かって歩いてきます。

間もなく、道は、右に向かってカーブしていきますが、カーブのすぐ手前の左側に、鎌倉駅前から続く小町通りと交わる角があり、「鎌倉十井(じっせい)」のひとつ「鉄(くろがね)の井」という井戸があります。

寿福寺の山門

(写真:寿福寺の山門)

小町通りに入ってすぐ、今度は右折して、道沿いに「岩窟不動」がまつられていることから、地元で窟小路(いわやこうじ)と呼ばれている道を歩いて行きます。窟小路は、寿福寺門前まで続いており、途中には、「川喜多映画記念館」などもあります。

寿福寺は、鎌倉五山第三位の由緒ある寺院ですが、ゴールデンウィークなど特別な場合に本尊を公開する以外、普段は残念ながら非公開。一方、寿福寺のお隣にある、鎌倉唯一の尼寺、英勝寺では、竹林の風情や、四季折々の草花を楽しむことができます。

源氏山公園と銭洗弁財天

寿福寺、英勝寺の門前の道は、道端に小さなお稲荷さんや、『十六夜(いざよい)日記』の作者、阿仏尼(あぶつに 1222~1283)の墓がまつられているなど、とても趣深い散歩道です。

しばらく、横須賀線の線路に沿って歩いて行きますが、途中から、左手の谷戸(やと)の奥へと進んでいきます。谷戸というのは、山の尾根と尾根に挟まれた谷間のような地形で、鎌倉にはいくつもの谷戸があります。

化粧坂

(写真:化粧坂)

道標に従って「化粧坂切通(けわいざかきりどおし)」を経由して、源氏山公園を目指して歩いて行きましょう。切通というのは、周囲を山に囲まれた鎌倉で、外との往来をしやすくするために、山の尾根を人工的に切り開いた通行路のことです。化粧坂のほか、有名なものだけで7つの切通があり、「鎌倉七口」とか「鎌倉七切通」などといわれています。

化粧坂を登り切ると、そこに広がるのが源氏山公園。縁結びにご利益があるとされ、最近は、アジサイの名所としても有名になった葛原岡神社や、頼朝の銅像が源氏山公園内にあります。せっかくなら、頼朝公と一緒に記念撮影なんていうのもいいですね。

源氏山公園の源頼朝像

(写真:源氏山公園の源頼朝像)

また、銭洗弁財天は源氏山公園のすぐ近くにあります。この神社は、境内の湧き水でお金を洗うと、そのお金が増えるといわれていることから、とても人気のある観光名所です。ザルとヒシャクは貸してもらえるので、ぜひ、お金を洗ってみましょう。

銭洗弁財天で、お金を洗う人たち

(写真:銭洗弁財天で、お金を洗う人たち)

佐助稲荷からハイキングコースを歩いて

さて、銭洗弁財天の入口から坂道を下って、すこし住宅地の中を歩いて行くと、佐助稲荷神社の参道入口にたどり着きます。

佐助稲荷は「出世運・仕事運」にご利益がある神社として知られています。というのは、この神社の神様が、ある夜、頼朝の夢枕に現れ、「平家打倒の軍勢を旗上げすれば、必ず助ける」といい、これを信じて出兵した頼朝は、やがて壇ノ浦で平家を滅ぼし、征夷大将軍となり、鎌倉幕府を樹立することができたという伝説があるのです。

佐助稲荷の参道の鳥居

(写真:佐助稲荷の参道の鳥居)

この佐助稲荷の参道には、朱色の鳥居が林立していますが、最近、外国人観光客にも大変人気のある、京都の伏見稲荷大社の千本鳥居に似てますよね。とても、インスタ映えしそうなスポットです。

佐助稲荷の参拝を終えたら、社殿脇の道を登って行きましょう。大仏などのある長谷方面に通じる大仏ハイキングコースにつながっています。

カフェテラス 樹ガーデン

(写真:カフェテラス 樹ガーデン)

そして、このハイキングコースの途中にあるのが、森の中のカフェ「カフェテラス 樹(いつき)ガーデン」。

山の中腹にレンガを積み上げて造られたテラス席が、まるで『天空の城 ラピュタ』の廃墟に似ていると評判になり、鎌倉の「リアルラピュタ」と呼ばれることもあります。飲み物のほか、軽食も食べられるので、ちょっと一息入れてから、先に進みましょう。

大仏に長谷観音。人気名所を拝観

さて、一息入れたところで、再びハイキングコースに戻ります。がんばろう!と思いますが、ほんの15分ほど山道を歩き、大仏坂トンネル脇の階段を下りれば、ハイキングコースは終点に。ちなみに、階段の途中から、「鎌倉七切通」の一つである、大仏坂切通への道が分かれているので、時間があれば、見学するのもおすすめです。

大仏坂トンネル。トンネル右に見える階段がハイキングコース登山口

(写真:大仏坂トンネル。トンネル右に見える階段がハイキングコース登山口)

階段を下りたら、トンネルとは反対方向に向かって歩いて行きましょう。5分ほどで、鎌倉大仏のある高徳院の門前に到着します。あれだけ大きな大仏様なのに、外からは、そのお姿がまったく見えないのが不思議です。

大仏様は、2016年の冬に、およそ半世紀ぶりとなる、大規模な調査と清掃作業が行われ、とてもきれいになりました。胎内拝観(大仏像の中の見学)もできるので、ぜひ、チャレンジを!

大仏の胎内の様子

(写真:大仏の胎内の様子)

長谷で、もう一ヶ所、立ち寄りたいのが、大仏と並ぶ人気スポット、長谷寺(長谷観音)です。長谷寺へは、大仏から徒歩5分ほどですが、道の両脇には、様々な土産物屋や飲食店があるので、目移りしてしまいそうです。

長谷寺境内からの海の眺望

(写真:長谷寺境内からの海の眺望)

長谷寺は、その山号を「海光山」といいますが、その名の通り、境内からの海の眺めが最高のお寺です。また、イベントの実施にも積極的で、春と秋には境内で地元商店街などが中心となって、朝市やステージイベントなども行われる「長谷の市」が開催され、晩秋には鎌倉市内では、唯一、紅葉の夜間ライトアップが行われるなど、様々な楽しみがあります。

鎌倉文学館、そして、江ノ電に乗車

さて、最後は鎌倉文学館へ向かいます。「長谷観音前」の交差点を、長谷寺を背にまっすぐ進むと、「文学館入口」という交差点があるので、ここを左に入っていきます。この道を奥に進むと見えてくるのが、かつては、「加賀百万石」で有名な前田侯爵家の別邸だった洋館で、現在は、鎌倉文学館として公開されています。

旧前田侯爵家別邸として建てられた洋館は、現在、鎌倉文学館に

(写真:旧前田侯爵家別邸として建てられた洋館は、現在、鎌倉文学館に)

鎌倉は、明治以降、別荘地・保養地として栄えるとともに、小説家や詩人、評論家などの文化人が住んだ土地柄として知られ、そういった人たちを「鎌倉文士」といいました。鎌倉文学館では、大佛(おさらぎ)次郎、川端康成、小林秀雄らの鎌倉文士をはじめ、鎌倉に縁のある文筆家の遺品や原稿などを展示しています。

鎌倉文学館のバラ

(写真:鎌倉文学館のバラ)

また、庭園の一角にはローズガーデンがあり、多くのバラが春と秋、年2回花を咲かせます。とくに春は「バラまつり」が開催され、ローズガーデンコンサートなどが行われて華やぎます。

文学館の見学を終えたら、「文学館入口」の交差点まで戻り、信号を渡って、真っ直ぐ進めば、江ノ電の由比ヶ浜駅に到着。

江ノ電の由比ヶ浜駅

(写真:江ノ電の由比ヶ浜駅)

藤沢行の電車に乗れば、途中、稲村ヶ崎駅から鎌倉高校前駅までの間、車窓から海が見えます。旅のしめくくりに、夕方の湘南の海を眺めてみてはいかがでしょうか。

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