江戸時代中頃、元禄年間の創業という和菓子店。この店の名物は、餅にたっぷりの餡子(あんこ)をまぶした「権五郎力餅」。権五郎というのは、店のすぐ近くの権五郎神社にまつられている平安時代後期に鎌倉を領有した武士、鎌倉権五郎景政(かげまさ)のこと。"力持ち"の景政公にあやかりたいという気持ちから生まれたお菓子のようです。
ワッフルのような、かわいらしい形と、クセのない食べやすい味が人気のクルミ入りスモークチーズ。店主の島津さんによれば、この商品は偶然生まれたとのこと。「友人からたくさんクルミをもらったので、家庭のパーティー用に作るチーズに入れてみたところ美味しかった。それで、商品化できないかを考えました」
「江ノ電」をかたどった風味豊かなお菓子「江ノ電サブレ」は、バター、ココア、チーズの3種類があります。あちこちで見かける商品ですが、製造・販売元は、湘南モノレール「湘南江の島駅」前の老舗の洋菓子屋さん「ラ・プラージュ・マイアミ」です。鎌倉の「鳩サブレー」(豊島屋)、藤沢の「江ノ電サブレ」と紹介されることもある、人気のお土産に成長しました。(2021年4月末に閉店)
江の島の「弁財天仲見世通り」にあるお店の前には、休日はかなりの行列ができます。今や名物となった「丸焼きたこせんべい」は、粉をまぶしたタコを2~3匹、丸ごと専用の機械でプレスしながら185度の高温でプシューっと焼き上げます。1回目のプレスでせんべいの形ができたら、裏返して、もう一度プレスしながら焼きます。この2回目のプレスで水分を飛ばし、サクサクのせんべいができ上がり!
スペシャルティコーヒーのニュークロップ(当年度産の生豆)のみを扱うビーンズショップ。自家焙煎コーヒー豆の販売がメインですが、店内に10席ほど客席があり、淹れ立てのおいしいコーヒーをいただくことができます。
江ノ電の鎌倉駅構内にある「ことのいち鎌倉」では、「鳩サブレー」や「鎌倉ハム」などの定番商品をはじめ、様々なお土産物を買うことができます。おすすめなのが江ノ電をモチーフにした江ノ電グッズ。中に瓦焼きせんべいが入った「江ノ電缶」や「江ノ電プラレール」、「サウンドトレイン」、きんちゃく、小銭入れなど、バラエティー豊かな江ノ電グッズが取りそろえられています。
鎌倉といえばアジサイのイメージですが、「四葩(よひら)」はアジサイの別名。四葩の「あぶらとり紙」には、社長の三木さんのご実家である四国の「伊予和紙」が使われています。絹の繊維を大量に、何割も漉き込んだ独自の紙を使っており、とてもなめらかで、しっとりとした肌触りが特徴です。現在、鎌倉の実店舗は閉店、ネットショップで商品販売中です。
本覚寺で、人気なのが「にぎり福」という御守り。小さな粘土でできた御守りは、てのひらでギュッと握ることで福を招くといいます。種類は、愛・健・財・学・福の5つ。手作りだから、一つ一つ表情が違います。
鎌倉宮のお守りは、「獅子頭守」。獅子頭は、古くから「厄(悪いもの)を食べ、幸せを招く」といわれているそうです。神社のご祭神の護良親王(もりながしんのう)が、兜に獅子頭を付けて戦におもむいていたことに由来しています。
鎌倉の由比ヶ浜海岸で採れる、淡いピンク色のさくら貝でつくった、とても美しい御守りです。必ずしも恋愛だけでなく、仕事上のご縁や、良い友人とのめぐりあいなど、人生における様々な「ご縁」にも、ご利益があるそうですよ。
鎌倉で金運アップといえば、銭洗弁財天宇賀福神社。通称「銭洗弁天」。この神社の奥宮に湧く泉の水(銭洗水)でお金を洗うと、お金が何倍にも増えるといわれています。この神社の人気の御守りが、「御宝銭」、「おたから小判」という財宝をモチーフにした御守り。財布の中に入れておくとお金に困らないといわれています。
江島神社には、日本三大弁財天のひとつに数えられている「妙音弁財天」をモチーフにした様々なお守りがあます。中でも、弁天様のフィギュアが中に入った「妙音弁財天御守」は、いつでもそばに弁天様がそこにいるようで、いいですね。 弁天様は、もともとは音楽・芸能の神ですが、「弁財天」とも書かれるように、財産の神としての性格もあるので、金運アップにもご利益があるそうです。
鶴岡八幡宮境内に、たくさんいる鳩たちは神様のお使い。この鳩をモチーフにしたのが「鳩鈴守」です。「八幡様の"みたま"の幸が、鈴の音清々しく伝わりますよう祈願をした御守」(鶴岡八幡宮ホームページ)だそうで、白、金、銀の3色があります。
鎌倉の伝統行事で、春の「鎌倉まつり」、秋の例大祭で鶴岡八幡宮境内で奉納される「流鏑馬(やぶさめ)」が美しくデザインされ、矢が的を見事に射抜いたことを示す「的中」の文字が描かれています。大きな仕事を見事に射止めることができそうですね。裏面には鶴岡八幡宮の社殿がデザインされています。
鎌倉を代表する寺院である建長寺のお守りです。建長寺の山号である「巨福山(こふくさん)」にちなむ「巨福守」と、国宝の梵鐘をデザインしたお守り。いずれも、多きな福をもたらしてくれそうです。
「和み地蔵」は、長谷寺境内におまつりされている和やかな顔をした、かわいらしいお地蔵さん。大人気で、いつも記念撮影をする人でいっぱいです。その「和み地蔵」をモチーフにした「和み地蔵守り」は、やすらぎと幸せを招くそうです。
ユニークなお守りが多い長谷寺のお守り。その中でも、特にユニークだなと思うのが、イチゴのカタチをした「願い叶うお守り」。それにしても、なぜイチゴなのでしょうか。イチゴは数字で表すと「十五(じゅうご)」。十分によいご利益に恵まれて願い事が叶い、幸福になれますように!とご祈祷されたお守りなのだそうです。
鎌倉で「出世・仕事運」といえば、佐助稲荷神社。なぜなら、あの源頼朝の出世の手助けをしたのが、この神社の神様だからです。稲荷神社のキツネは神様のお使い。かわいらしい「狐根付」を手に入れれば、あなたも出世、間違いなし?
成就院の本尊・不動明王は、縁結びのご利益があるとされ、一年を通して多くの参詣客が訪れます。「縁結び守り」は、ユニークな巻物の形をしたお守りで、赤と青の2色があります。恋愛運アップだけでなく、仕事や友人関係など、すべての「縁」にご利益があるそうです。
お産で苦しむ女性を守護するために「産女霊神(うぶすめれいじん)」を本尊としておまつりする大巧寺(だいぎょうじ)は、地元の人たちに「おんめさま」の名で親しまれています。
安産祈願の参拝客には、「安産御守」が授与されており、御守を授与された妊婦さんの出産予定月末日までの間、住職が本堂にて毎朝、安産を祈祷してくださるそうです。