稲荷神社の使い、キツネ
稲荷神社といえば、キツネ。キツネは、神様のお使いで、願い事を神様に届ける重要な仕事をしているのだそうです。稲荷神社の祭神である「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」は、別名「御饌津神(ミケツカミ)」。これと、キツネの古語「ケツネ」が似ていることに由来するようです。
鎌倉紀行ホーム > 大仏・葛原ヶ岡ハイキングコース > 佐助稲荷神社
鎌倉で「出世・仕事運」アップといえば、佐助稲荷神社。なぜなら、あの源頼朝の出世の手助けをした「出世稲荷」だからです。
「佐助稲荷」の名前は、「兵衛佐(ひょうえのすけ)」という官位から「佐殿(すけどの)」と呼ばれていた、頼朝を助けたことに由来します。
佐助稲荷神社の参道には、信者が奉納した無数の朱色の鳥居が林立しています。この長い参道を抜けて境内へと向かいます。
伝説によれば、頼朝に平家打倒の挙兵をうながしたのが、佐助稲荷の神様。
ある晩、頼朝の夢に神霊と思われる老人が現れ、「わしは隠れ里の稲荷なり。平家討伐の兵を挙げよ。必ず加護しよう」といって消えました。その言葉を信じて出兵した頼朝は、やがて壇ノ浦で平家を滅ぼし、征夷大将軍となり、鎌倉幕府を樹立しました。
鎌倉に幕府を開いた頼朝が、隠れ里の小さな祠を見つけ、「これが夢に出てきた老人の隠れ里か」、といって社を建てたのが、現在の佐助稲荷だとされます。
境内のあちこちに置かれている白い陶器製のキツネは、願い事を込めて、信者が奉納したもの。「宝珠」を口にくわえたキツネと、「祝詞(のりと)」をくわえたキツネと、2体で1組です。
陶器製のキツネは、「御守り授与所」で買うことができます。神様のいらっしゃる本殿のそばに奉納するのが、おすすめだそうです。
奉納用の陶器のキツネ(2体1組で下記の値段)
大:3000円 中:2000円 小:1500円
稲荷神社といえば、キツネ。キツネは、神様のお使いで、願い事を神様に届ける重要な仕事をしているのだそうです。稲荷神社の祭神である「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」は、別名「御饌津神(ミケツカミ)」。これと、キツネの古語「ケツネ」が似ていることに由来するようです。
佐助稲荷で、ぜひとも欲しいお守りは、かわいらしい「狐根付(きつねねつけ)」。これは、携帯のストラップにするのも良いですね。
狐根付 300円
住所:鎌倉市佐助2-22-12
電話番号:0467-22-4711
拝観料:無料(志納)
拝観時間:境内自由(御守授与所 10:00~16:00)
アクセス:JR・江ノ島電鉄「鎌倉駅西口」徒歩15分
地図:アクセス
公式ホームページ:佐助稲荷神社