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5月(皐月)の鎌倉おすすめ
【英勝寺】尼寺の白藤
鎌倉に唯一残る尼寺、英勝寺。このお寺は尼寺らしく、境内には四季折々の花が咲きますが、ゴールデンウィークの頃に楽しみなのが見事な白藤の藤棚。時間帯によっては茶席が設けられ、藤棚を眺めながら抹茶をいただくこともできます。
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【鶴岡八幡宮】源氏池ほとりの藤
鎌倉で最も人が多いのが、ゴールデンウィークと梅雨のアジサイが咲く頃。江ノ電に乗るのに1時間待ちなどということもザラ。でも、朝のうちは人もまばらなので、涼しいうちに散歩というのもおすすめです。写真は、朝の鶴岡八幡宮源氏池のほとり。藤棚がきれいです。
【安養院】鎌倉一のツツジの名所
鎌倉でツツジといえば安養院。ゴールデンウィークの頃に見頃をむかえます。安養院は、源頼朝の妻、北条政子ゆかりの寺。境内のお墓には、映画監督の故・黒澤明氏も眠っています。
また、ツツジといえば、鎌倉の近隣、葉山町と横須賀市にまたがる「湘南国際村センター」で、10万本のツツジが咲くことで有名。
【長谷寺】長谷の市
5月は気候も良く、鎌倉では大小様々なイベントが催されます。中でも盛況なのが、長谷寺境内で開かれる「長谷の市」。お寺も、商店街も、地元の人も、観光客もみんなで盛り上げるイベント。ミニ縁日や物品販売コーナー、特設ステージのパフォーマンスなどで一日楽しめます。
【鎌倉文学館】ローズガーデンとバラまつり
※鎌倉文学館は2023年4月1日から2027年3月31日の予定で大規模改修のため休館します。
鎌倉文学館の庭園の一角には600㎡近いバラ園があり、世界7カ国から輸入された外来種のバラや、「鎌倉」「静の舞」「流鏑馬」「星月夜」といった鎌倉にちなんだ名前のついたバラなど、200株以上が、思い思いの花を咲かせます。
バラの開花時期にあわせ、「バラまつり」を開催します。ローズガーデンコンサートなども行われるので、ぜひ訪れてみてください。
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【旧華頂宮邸】別荘庭園のバラ
鎌倉でバラというと鎌倉文学館が有名ですが、文学館と同じく、鎌倉の代表的な戦前の洋館建築である旧華頂宮邸の庭園も、バラが咲くと大正ロマンの雰囲気が漂い素敵です。
→旧華頂宮邸(鎌倉市役所HP)
【まんだら堂やぐら群】逗子の海の眺望
鎌倉のお隣の逗子市では、年に数回「まんだら堂やぐら群」が公開され、例年、5月は春の公開期間にあたります。「やぐら」とは平地が少ない鎌倉地方特有の、山の斜面につくられた中世の横穴式墳墓のこと。主に僧侶や武士など、当時の上流階級が葬られたようです。
「まんだら堂やぐら群」は保存状態が良いことで知られ、敷地内には展望台もあり、逗子マリーナと逗子の海の景色を楽しめます。
【カフェテラス樹ガーデン】リアルラピュタで休憩
新緑が目に眩しいこの季節、空気を胸に吸い込むと心も体も浄化され、周囲の自然から生きていくためのエネルギーを貰えるような気がします。
大仏・葛原ヶ岡ハイキングコースの途中にあるのが、鎌倉の「リアルラピュタ」こと、『カフェテラス 樹(いつき)ガーデン』。山の中腹につくられたレンガ造りのテラスが、天空の城ラピュタにそっくりといわれています。(「樹ガーデン」は、2023年11月~再オープン。レストラン営業はせず、入園料1000円(全額環境保全のために使用)でテラスとして開放しています)
【白旗神社】例祭
鶴岡八幡宮境内の白旗神社の例祭の様子(5月28日)。神社とお寺の多い鎌倉では、年間を通じて大小様々な祭礼が行われており、散歩の途中でこのような祭礼に遭遇することもしばしば。
【鎌倉・江の島】シラス丼
今や鎌倉の名産といわれるようになったシラスは1月~3月が禁漁期。春になると、待ってました!とばかりに生シラス丼を食べたくなります。
動画 鎌倉の四季
鎌倉の四季を紹介する動画の春編です。(音量にご注意ください)