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6月(水無月)の鎌倉おすすめ
【明月院】鎌倉のあじさい寺
「鎌倉のあじさい寺」といえば、北鎌倉の明月院。明月院のあじさいは、8割から9割が日本古来からの品種「ヒメアジサイ」。意図的に青色の花を中心に植えているそうで、 6月中旬~7月上旬頃にかけて、明月院の境内は、淡いブルー一色に。
【明月院】初夏の円窓
明月院本堂の円窓。円窓越しに見えるのは、本堂後庭園。本堂後庭園は普段は非公開ですが、あじさい・ハナショウブの咲く時期には特別公開します。
【明月院】本堂後庭園
ふだんは、本堂の円窓越しに垣間見ることしかできない明月院の本堂後庭園。この閉ざされたゆえに奥ゆかしさを感じる空間は、思いの外広く、驚きます。庭園にはハナショウブが植えられており、訪れる人々の目を楽しませてくれます。(別途、庭園拝観料が必要)
【長谷寺】鎌倉の新あじさい寺
近年、あじさいの名所としても知られるようになった長谷寺。北鎌倉の明月院を「元祖あじさい寺」、長谷寺を「新あじさい寺」などと呼ぶ向きも。
裏山の散策路沿いにたくさんの花が咲きます。長谷寺のあじさいは色も種類も様々。
【成就院】あじさいと海
注)成就院は、参道の改修工事の為、2015年~2017年までの3年間、あじさいを見ることができませんでした。今年から公開を再開していますが、以前は般若心経の文字数と同じ262株あったとされる参道のアジサイの株数は、30株ほどまで減りました。成就院のホームページによれば、あじさいの代わりに萩を植え始めているそうです。写真は、参道改修工事以前に撮影したもの。
【御霊神社】江ノ電とあじさい
長谷の御霊神社の目の前には江ノ電の踏切があり、線路沿いにアジサイが咲いていて、江ノ電とアジサイのコラボが撮影できる、人気の撮影ポイントになっています。
※撮影時には、電車には十分お気をつけください。
【東慶寺】イワタバコの群生
東慶寺境内の岩肌に咲く、イワタバコの星型の小さな花。
【葛原岡神社】あじさいの新名所
源氏山の一角にある葛原岡神社境内には、もともとアジサイが植えられていましたが、6年ほど前に境内を整備したのを機会にアジサイを増やし、今では150種類・2000株ほどが花を咲かせます。
鎌倉の新たなあじさいの名所になりつつあります。
【岩殿寺】逗子のあじさいの名所
鎌倉のお隣、逗子市のお寺、岩殿寺(岩殿観音)。
寺伝によれば、奈良時代から続く古刹で、明治時代には泉鏡花がここに逗留し、『春昼』、『草迷宮』などの作品を書きました。
参道両側にあじさいが植えられており、初夏、訪れる人々の目を楽しませます。
動画 鎌倉の四季
鎌倉の四季を紹介する動画の夏編です。(音量にご注意ください)