鎌倉紀行ホーム > 御霊神社(権五郎神社)・面掛行列
鎌倉権五郎景政をまつる
御霊神社社殿
平安時代後期の創建という、鎌倉有数の古社。鎌倉権五郎景政がご祭神であることから、「権五郎神社」とも呼ばれます。
鎌倉権五郎景政は、鎌倉党という武士団の頭領でもあった武士で、源頼朝の祖先にあたる源義家に従い、奥州の「後三年の役」に参戦し、敵に右目を矢で射貫かれながらも勇猛に戦ったと伝わります。
江ノ電とアジサイのデュエット
神社の目の前に江ノ電の踏切がありますが、線路わきにも紫陽花(アジサイ)が咲いていて、江ノ電と紫陽花のデュエットが撮影できる、カメラマンに人気の撮影ポイントになっています。
また、社殿裏手には、「紫陽花小道」が整備されており、知る人ぞ知る、紫陽花の穴場。紫陽花シーズンの鎌倉は、大変混み合いますが、人が少なめな御霊神社は、ゆっくり紫陽花を眺めたい人におすすめです。
面掛行列
初秋の9月18日は、景政公の命日とされます。毎年、この日には、御霊神社に伝わる奇祭「面掛行列(めんかけぎょうれつ)」が奉納されます。
別名「はらみっと行列」ともいい、かつて頼朝が隠れ里の娘を懐妊させてしまい、その口止めのため、年に一日限り住人に許した無礼講の名残ともいわれ、「おかめ」の面をつけた妊婦など、面をつけた十人衆が長谷の街を練り歩きます。神奈川県の無形文化財にも指定されており、鎌倉の秋の訪れを告げる風物詩になっています。
「面掛行列」で使われる福禄寿の面は、「鎌倉・江ノ島七福神」に指定されており、お正月は、七福神めぐりの参拝客が多く訪れます。
基本情報
住所:鎌倉市坂ノ下4-9
電話番号:0467-22-3251
拝観料:無料(収蔵庫:大人100円/小・中・高生50円)
拝観時間:境内自由(御守授与所 9:00~17:00)
アクセス:江ノ島電鉄「長谷駅」徒歩3分
地図:神奈川県神社庁ホームページ
公式ホームページ:-