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紫陽花の美しい坂東三十三観音霊場の第二番札所
岩殿寺の歴史
寺伝によれば、奈良時代、徳道上人がここで熊野権現の化身である老翁に逢い、霊地たるを知り、また数年のちに僧・行基(ぎょうき)が訪れて、十一面観音の石像を安置したのが、寺の開創と伝わります。
鎌倉時代には将軍家の帰依を受けて栄えました。また、明治時代には泉鏡花がここに逗留し、『春昼』、『草迷宮』などの作品を書きました。正式名称は、海雲山岩殿寺。
観音堂
岩殿寺は、坂東三十三観音霊場の第二番札所。昔の観音めぐりの巡礼者は、第一番札所「杉本観音」(鎌倉市)から巡礼道を歩いて、この「岩殿観音」(逗子市)にやってました。
観音堂は江戸時代の再建。観音堂に向って右手には鏡花池、観音堂裏手の、寺名のゆらいともなった岩窟には「奥の院観音」がまつられています。
裏山への道があり、頂上からは逗子の街並みと海を見渡すことが出来ます。
逗子の紫陽花の名所
参道両脇に紫陽花(あじさい)が植えられており、初夏、訪れる人々の目を楽しませます。
基本情報
宗派:曹洞宗
住所:逗子市久木5-7-11
電話番号:046-871-2268
拝観料:100円
拝観時間:8:00~17:00(御朱印所は昼休みあり)
アクセス:JR「逗子駅西口」徒歩15分
地図:Google マップ
公式ホームページ:-