鎌倉紀行ホーム > 天園ハイキングコース > 獅子舞の谷(鎌倉屈指の紅葉の名所)
上は燃えるような紅葉、下は銀杏の絨毯
二階堂川の源流をたどって
鎌倉駅から「大塔宮(鎌倉宮)」行きバスで終点まで行き、瑞泉寺方面へ歩いて行きます。途中、源頼朝が建立し、廃寺になった永福寺(ようふくじ)跡の史跡公園の先を曲がって住宅地の中へ。
この道の先に、天園ハイキングコース(鎌倉アルプス)の支道の入口があり、変電施設のある場所から山道へ分け入ると、二階堂川の源流の沢沿いの道になります。
「獅子舞の谷」の名前の由来
しばらく山道を登っていくと、晩秋、イチョウの落葉で山道が黄色く覆われる場所にたどりつきます。ここが、「獅子舞の谷」と呼ばれる、鎌倉でも屈指の紅葉の名所。
以前は、秘境のような雰囲気がありましたが、最近はテレビや雑誌などでも紹介され、すっかり有名になってしまいました。
「獅子舞」の名前の由来は、うずくまった獅子に似た形をした奇岩が、そこかしこに点在することから。
黄金色の銀杏の絨毯と燃えるような真っ赤な紅葉
黄金色の銀杏の絨毯と燃えるような真っ赤な紅葉は、まるで桃源郷に迷い込んだかのよう。
銀杏の実がときどき降ってきて、岩にあたると「ポンッ」という不思議な音を立てます。あたりには、銀杏の臭気がただよう。
銀杏の絨毯を見る狙い目は?
上を見上げると燃えるような紅葉。紅蓮の炎のようです。
銀杏の絨毯を見る狙い目は、強風が吹いた次の日。銀杏の絨毯と紅葉を同時に楽しめるタイミングは、なかなかないので、見ることができたらラッキーです。
「獅子舞の谷」を上から見下ろす
さらに山道を登っていくと、山の一部分だけが黄色く染まっているのが分かります。「獅子舞の谷」です。この道は道幅が狭く、特に雨後はぬかるんで滑りやすいため注意が必要。
この先で、道は天園ハイキングコースの本道と合流します。
基本情報
住所:-
電話番号:-
アクセス:JR鎌倉駅よりバス大塔宮行 「大塔宮」下車徒歩40分
地図:大塔宮バス停(鎌倉宮)から獅子舞の谷を経て天園までの地図
公式ホームページ:-