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頼朝建立の三大寺の一つ「永福寺跡」

幻の寺

幻の寺

奥州遠征から戻った源頼朝は、建久3(1192)年、平泉の中尊寺二階大堂(大長寿院)を模して、大寺院の建立に着手します。奥州藤原氏の支配した平泉の文化レベルの高さに驚いた頼朝は、中尊寺や毛越寺(もうつじ)の荘厳な様を鎌倉に再現したくなったのだそうです。

こうして完成した永福寺(ようふくじ)ですが、室町時代以降、いつのまにか廃絶し、幻の寺ともいわれます。

地名「二階堂」は、永福寺の二階堂に由来

地名「二階堂」は、永福寺の二階堂に由来

鎌倉市による13年間にわたる永福寺跡の発掘調査の結果、反り橋の架けられた池と荘厳な二階堂を中心に、薬師堂、阿弥陀堂が建ち並ぶ様子などが明らかになってきました。現在のこの辺りの地名「二階堂」は、永福寺の二階堂からきています。

ちなみに、永福寺、鶴岡八幡宮寺(現在の鶴岡八幡宮)、これに室町時代の後半にやはり廃寺となった勝長寿院(しょうちょうじゅいん)を加え、「頼朝建立三大寺」といいます。

現在、永福寺跡は、史跡公園として整備中です。

基本情報

住所:-
電話番号:-
アクセス:JR鎌倉駅よりバス大塔宮行 「大塔宮」下車徒歩5分 鎌倉宮カントリーテニスクラブに隣接しています。
地図:Googleマップ
公式ホームページ:-

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