鎌倉薪能
毎年10月に、鎌倉宮境内で奉納される「鎌倉薪能(たきぎのう)」は、鎌倉の秋の風物詩。屋外に設けられた能舞台で、暗闇の中、篝火(かがりび)の明かりのみで舞われる薪能。まさに幽玄の美の世界です。
チケットは、事前予約制。鎌倉市観光協会で受付けます。(写真提供:鎌倉市観光協会)
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鎌倉宮のご祭神は、大塔宮護良親王(おおとうのみやもりながしんのう)。親王は、武勇の誉れ高く、父である後醍醐天皇が進める「建武の新政」を助けるべく尽力しましたが、後に、父と離反し、足利尊氏とも対立。今も鎌倉宮境内に残る土牢に幽閉された後、尊氏の弟・直義(ただよし)の手勢によって殺害されました。
護良親王の遺志を伝えるため、明治2年、明治天皇の勅令により鎌倉宮が創建されました。「大塔宮(おおとうのみや または だいとうのみや)」と呼ばれることもあります。
拝観受付をすませると、土牢、神苑、宝物殿などを拝観できます。
土牢は、護良親王が約9ヶ月にわたり幽閉されていたとされる史跡。社殿裏手は「神苑」と呼ばれる木立になっており、静謐な空気に満ちています。
宝物殿には、木造の「護良親王馬上像」などのほか、東郷平八郎、乃木希典、山本五十六の書なども展示されています。
毎年10月に、鎌倉宮境内で奉納される「鎌倉薪能(たきぎのう)」は、鎌倉の秋の風物詩。屋外に設けられた能舞台で、暗闇の中、篝火(かがりび)の明かりのみで舞われる薪能。まさに幽玄の美の世界です。
チケットは、事前予約制。鎌倉市観光協会で受付けます。(写真提供:鎌倉市観光協会)
護良親王が戦いにおもむかれる際、「兜の中に獅子頭のお守りをしのばせて、自らを守っていただいた」との古事から、鎌倉宮では、「獅子頭の御守り」を授与しています。獅子頭は、古くから「厄(悪いもの)を食べ、幸せを招く」といわれているそうです。
住所:鎌倉市二階堂154
電話番号:0467-22-0318
拝観料、拝観時間
アクセス:JR「鎌倉駅東口」4番のりばから京急バス「大塔宮」行き「大塔宮」下車すぐ
地図:交通のご案内
公式ホームページ:鎌倉宮ホームページ