鎌倉紀行ホーム > 天園ハイキングコース > 鎌倉十王岩の展望
鎌倉市街地と海を一望できるビュースポット
天園ハイキングコースへ
建長寺境内から裏山の中腹にまつられている半僧坊を経由し、天園ハイキングコースに入ります。
ちょうど建長寺境内を一望できる位置にある「勝上けん展望台」という見晴らしのいい展望台から、瑞泉寺方面へ5分ほど歩くと、左手に「かながわの景勝50選 鎌倉十王岩の展望」と刻まれた石碑が置かれている場所があります。
冥界の十王が刻まれた岩
「かながわの景勝50選」の石碑がなければ、おそらく気づかずに通り過ぎてしまうでしょうが、石碑の後ろの大きな岩に登ってみると、かなり風化が進んでいるものの3体の仏像が彫られているのを見ることができます。向かって左から如意輪観音・血盆地蔵・閻魔大王なのだそうです。
その昔、風の強い日には、吹き上げる風が山に反響し、あたかも十王が喚(わめ)いているような音が、ふもとの村に響き渡ったのだそうです。そのため、「喚き十王」とも呼ばれたとの話が伝わっています。
かながわの景勝50選
「鎌倉十王岩の展望」は、「かながわの景勝50選」に選ばれている素晴らしいビューポイント。
岩の上に登ると、この場所が鶴岡八幡宮のちょうど真裏に位置するため、鶴岡八幡宮から海まで続く若宮大路がはっきり見えます。また、後を振り返ると、横浜方面の風景も見ることができます。
鎌倉市内では、「鎌倉十王岩の展望」のほか、「稲村ヶ崎」、「光明寺裏山からの眺望」の3ヶ所が「かながわの景勝50選」に選ばれています。
基本情報
住所:-
電話番号:-
アクセス:-
地図:Google マップ
公式ホームページ:-