8月の鎌倉観光おすすめ情報。炎天下、寺社めぐりの観光客も途絶えるこの時期ですが、祭りや縁日が多いのもこの季節。中でもユニークなのが「ぼんぼり祭」。鶴岡八幡宮の境内にびっしりと立てられた雪洞(ぼんぼり)には、各界の著名人が揮ごうした書や絵画が描かれ、人々の目を楽しませます。
江の島の夏のおすすめイベントは、8月に行われる『江の島 灯籠』。展望灯台「江の島シーキャンドル」とサムエル・コッキング苑を中心に、島内各所に配された灯籠に日暮れとともに灯がともされ、幻想的な夏の夜が演出されます。
材木座の光明寺の庭園の池には、3種類の蓮が咲きます。その中で、一番奥に見られるのが、いわゆる大賀蓮(古代ハス)です。昭和26年に千葉県の遺跡で発掘された、2000年以上も前の蓮の実から発芽・開花したもの。
灯入れの瞬間も見逃さずに!巫女さんが、一つ一つ、雪洞に灯を入れていきます。
祭りの本番はやはり、日暮れ後です。幻想的な世界に!
本当に、きれいな雪洞ですね。昼間とは、全然違う雰囲気が楽しめます。
夏といえば、ビアガーデン!
おすすめは、自然豊かな鎌倉山の老舗そば処&懐石料理屋「らい亭」の庭内に、季節限定でオープンする「鎌倉山ビアガーデン」。360度緑に囲まれながら、ビールのグラスを傾け、ゆったりとした時間を過ごせます。ビアガーデンの営業は土日祝のみ。予約優先。
「鎌倉武士体験処 深沢砦」では、武士や姫の装束を着て写真を撮影できる「武士体験」のほか、「弓づくり体験」、「鎧づくりミニ体験」など、"武士の都"鎌倉らしい様々な体験ができます。
鎌倉には、材木座、由比ヶ浜、腰越の3つの海水浴場があり、海水浴シーズンの利用者はあわせて100万人を超えます。中でも、オシャレな海の家が集まる由比ヶ浜は人気のビーチです。
海岸沿いの国道の渋滞も、夏の鎌倉の名物かも? そんな渋滞もなんのその。海風に吹かれながらサイクリングを楽しんでみませんか? 江の島から茅ヶ崎までは、専用のサイクリングコースも整備されています。
8月1日(木)~8月31日(土) |
江の島 灯籠
江の島の夏を彩るイベント「江の島 灯籠」。江の島全体に置かれた1000基以上の灯籠に日暮れとともに灯がともされ、幻想的な夏の夕べが演出されます。
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8月7日(水)~9日(金) |
ぼんぼり祭り
鎌倉の夏の風物詩ともいえる祭り。鎌倉ゆかりの著名人・文化人が、書や絵画を揮毫(きごう)した「雪洞(ぼんぼり)」が参道に並びます。「ぼんぼり祭」の期間中、立秋の前日には夏の邪気を祓う「夏越祭」、立秋当日には暦の上での秋の訪れを奉告する「立秋祭」、源実朝公の誕生日である9日には「実朝祭」が執り行われます。
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8月10日(土) |
黒地蔵盆(くらやみ参り)
覚園寺境内にまつられている「黒地蔵」の縁日である8月10日は、深夜、境内が開放され、自由にお参りすることができます。暗闇の中、灯明の薄明かりに浮かぶ美しい仏像の数々など、幻想的な世界を心ゆくまで楽しむことができます。
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8月10日(土) |
長谷寺 四萬六阡日大功徳日 この日に観音様をお参りすると、4万6千日分参拝したのと同じ功徳があるとされ、来山された方々には本尊の姿を表した「御身影」が授けられます。当日朝4時から8時までの間は自由参拝になり、その間観音堂では随時読経が行われます。 |