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鎌倉から茅ヶ崎へ!夏の海辺をサイクリング

夏の一日、鎌倉から江の島を経て烏帽子岩の見える茅ヶ崎までサイクリング!
紫外線の影響などから若い世代を中心に海水浴離れが進んでいると聞きますが、海の楽しみ方は海水浴だけではありません。潮風に吹かれながら自転車のペダルを漕ぐと、気持ちいいですよ。とくに江の島から茅ヶ崎の柳島までは専用のサイクリングロードが整備されており、安全に走ることができます。

湘南海岸公園

鎌倉の海沿いを走って江の島へ

マウンテンバイクをレンタル

マウンテンバイクをレンタル

鎌倉駅のそばにもレンタサイクルがありますが、せっかくならカッコ良く、マウンテンバイクで決めてみませんか?
鎌倉駅から若宮大路を右折し、500メートルほど行った下馬交差点の近くにある「GROVE 鎌倉」というお店でマウンテンバイク(MTB)をレンタルしましょう。

由比ガ浜を抜けて

由比ガ浜を抜けて

マウンテンバイクにまたがり、まずは、海岸まで南下。由比ガ浜海岸に建ち並ぶ海の家を眺めながら、稲村ヶ崎を目標にして走ります。
この辺りの海岸線は平坦ではなく、いろいろな島や岬があって変化に富んでいます。それらの島や岬を目標としながら走っていきます。

稲村ヶ崎が目の前に

稲村ヶ崎が目の前に

由比ガ浜のビーチはまっすぐ約1キロ続き、その先で沖の方に向かって左にぐっとカーブします。さらに「鎌倉パークホテル」の前を過ぎたあたりで今度は右にカーブします。すると前方に海に突き出た稲村ヶ崎が見えてきます。
ここからは、道はゆるやかな長い上り坂。ついにマウンテンバイクの本領発揮です!
峠道を越えた先の「鎌倉海浜公園 稲村ガ崎地区」からは、江の島が見えます。

江の島を目標に!

江の島を目標に!

稲村ヶ崎を過ぎたら、今度は江の島を目標に走りましょう。稲村ヶ崎から先は海岸の名前が「七里ヶ浜」に変わります。鎌倉時代の距離の単位では、7里あったので、この名前がついたのだそうです。
しばらく行くと、山側から江ノ電の線路が近づいてきて、やがて国道と並行して走るようになります。時々、江ノ電の電車がゴトゴトのんびり走り去っていきます。
こんなにも蒼い海と空が、東京から近い鎌倉にまだ残っているということに、なんだか感慨深い気持ちになります。

海の近くの「鎌倉高校前」駅

海の近くの「鎌倉高校前」駅

さらに行くと、右手に江ノ電のホームが見えてきます。海のすぐ側にあるので有名な「鎌倉高校前」駅です。
そして、「鎌倉高校前」駅のすぐ手前にあるのが、アニメのオープニングの場所のモデルとして有名になった「スラムダンク踏切」ですね。

小動岬

小動岬

鎌倉高校前駅を過ぎると、江ノ電とはお別れします。江ノ電の線路は海を離れ、右手の方に去って行きます。
目を左に転じると、前方の海にひょっこり突き出している小動(こゆるぎ)岬が見えます。地元の鎮守社である小動神社が鎮座し、境内にはちょっとした展望台もあります。作家の太宰治は、その生涯に三度の心中を図っていますが、その初めの心中を図ったのが、この小動岬。相手の女性は絶命しましたが、太宰は病院に担ぎ込まれ、一命を取り留めました。

江の島に到着

江の島に到着

小動岬のあたりには、シラスなどの魚料理が食べられる店もあります。
小動岬を過ぎ、左に腰越の漁港を見ながら走っていくと、江の島へ渡る橋のたもとに到着。今日は時間がないので、江の島へ遊びに行くのはまたの機会にして、まっすぐ茅ヶ崎を目指して走ることにしましょう。

江の島から烏帽子岩を目指して

湘南海岸公園を走る

湘南海岸公園を走る

江の島を挟んで鎌倉と反対側の海岸(片瀬西浜)は、「湘南海岸公園」として整備されているので、しばらくは、公園の中を走ります。海水浴場のほか、「新江ノ島水族館(えのすい)」やボードウォーク、芝生広場なども整備されていて、とても気持ちの良い場所です。

サイクリングロードを走る!

サイクリングロードを走る!

引地川に架かる「鵠沼橋」を渡った先の「鵠沼海浜公園」からは、自転車専用のサイクリングロードが整備されています。サイクリングロードは走りやすいですが、ときどき道路に砂がかぶっている場所があるので、滑らないように注意が必要です。
サイクリングロードを走り出して500メートルほど行くと、JR辻堂駅の発車メロディーにもなっている名曲「浜辺の歌」の作詞場所があります。

T-BARを目指して

T-BARを目指して

辻堂海岸を過ぎる辺りになると、沖に浮かぶ烏帽子岩の形がだいぶ大きくはっきりしてきます。
そして、どれくらい走ったのでしょうか。前方の陸地から小さな半島のように海に突き出しているT-BARが見えてきました。T-BARというのは、正式には茅ヶ崎ヘッドランドといい、砂浜の侵食を食い止めるために造られた一種の防波堤で、アルファベットのTの字の形をしているので、T-BARと呼ばれています。
そして、茅ヶ崎から見ると、いつも鎌倉から見る江の島の裏側が見えます。なんだか、沖に向かって泳ぎだす巨大な鯨のようですね。

大きく見える烏帽子岩

大きく見える烏帽子岩

T-BARの先端に立つと、烏帽子岩が大きく見えます。烏帽子岩は、茅ヶ崎海岸沖合1.8kmにある大小30数個の小さな島々が集まった姥島(うばじま)岩礁群の中央に突き出た岩で、高さ約14m。公家や武士がかぶっていた烏帽子に形が似ているのでこの名がつきました。

休憩してラストスパート!

「サザンビーチちがさき」で休憩

「サザンビーチちがさき」で休憩

T-BARからサイクリングロードを1kmほど行けば、「サザンビーチちがさき」に到着。もちろん、茅ヶ崎出身の人気グループ、サザンオールスターズにちなんだネーミングです。
海の家は、食事や休憩だけでも利用できるので、身体を癒やしてから、サイクリングロードのゴールの柳島海岸を目指しましょう。

サイクリングロード終点に到達!

サイクリングロード終点に到達!

サザンビーチから柳島海岸までは、人が少なくなり、自転車をスイスイ走らせることができます。海を眺めても、この辺りは人が少なく、波打ち際から遥かな水平線まで、のどかな海が広がるばかり。
サイクリングロードはここで終点ですが、相模川の河口付近まで行ってみましょう。対岸の平塚市や大磯町の高麗山、湘南平のテレビ塔まで見ることができます。
あまり先まで行き過ぎると鎌倉まで帰るのが大変なので、このあたりで引き返すことにしましょう。

アクセス

モデルコース データ
自転車区間の距離 約17.0km(鎌倉駅東口~稲村ヶ崎~江の島入口~湘南海岸公園~サザンビーチちがさき~柳島)
コース所要時間 約2時間(片道)
注意点など
  • 所要時間は、あくまでも目安です。鎌倉の道路は季節によっては大変混雑します。
  • サイクリングロードは、一部、砂で滑りやすくなっています。