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衣張山登山口へ
室町時代の関東管領・上杉氏の屋敷址
杉本寺の門前を流れる滑川(なめりかわ)にかかる犬懸橋を渡ります。橋から150メートル程行くと、「上杉朝宗及氏憲邸址(うえすぎともむねおよびうじのりやしきあと)」と書かれた石碑の立つ四つ角があります。
碑文によれば、朝宗は、「鎌倉公方」(注1)の足利氏満、満兼に仕えた「関東管領」(注2)で、その子の氏憲は跡を継いで足利持氏の執事となった。しかし、持氏と不和になり兵を起こし、敗れて鶴岡別当坊で自殺した、とあります。
注1:足利尊氏が京都に室町幕府を開くと、鎌倉には東国を統治するための出先機関として「鎌倉府」が置かれ、その長を「鎌倉公方(かまくらくぼう)」と呼びました。
注2:室町時代、「鎌倉公方」の執事を務める上杉氏を「関東管領」と呼びました。
平成巡礼道
上杉邸址の石碑の左から奥に続く道が、衣張山(きぬばりやま)への道(平成巡礼道)。右は釈迦堂跡(釈迦堂切通し)へと通じる道。
鎌倉市が設置した道標の下に「平成巡礼道 衣張山まで15分」と案内が出ています。おそらくボランティアの方が取り付けたのでしょう。
「平成巡礼道」をしばらく行くと、途中から道が狭くなり、木立に囲まれた衣張山の登山道に入ります。
基本情報
住所:-
電話番号:-
アクセス:JR「鎌倉駅東口」徒歩27分または「鎌倉霊園・太刀洗」行など金沢街道方面バス 「杉本観音」下車徒歩2分
地図:Googleマップ
公式ホームページ:-