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鎌倉から横浜へと続く、切通しの道
両側を岩壁に囲まれた、「切通し」らしい道
鎌倉側から朝比奈ハイキングコースを歩きはじめ、朝比奈峠を越え、熊野神社への分れ道からしばらく行くと、両側に岩壁がそそり立つ見事な「切通し」の道になります。人がやっとすれ違える程の幅しかないこの道はかつての交易路。現在の横浜市の六浦の港から鎌倉へと、塩などの物資を運ぶ人馬が行き交いました。
岩の側面に口を開けるやぐら
切通しの道の出口付近。切立った岩壁の随分上の方に、「やぐら」(鎌倉特有の中世の横穴式墳墓)と思われる穴がぽっかりと開いているのが見えます。時代を経るごとに、道が次第に掘り下げられてきた証拠です。この辺りまで来ると、この先を横切る「横浜横須賀道路」を走る車の音が聞こえ始め、別天地から現実世界に引き戻されたような感覚。
この先で、「横浜横須賀道路」の高架下をくぐり、200メートル程行くと県道に出ます。すぐそばの「朝比奈」バス停から鎌倉駅方面と金沢八景駅方面へのバスが出ています。また、「朝比奈」バス停から六浦方面に一停留所分歩くと、道路脇に鎮座する磨崖仏(鼻欠地蔵)があります。
基本情報
住所：－
電話番号：－
アクセス：JR「鎌倉駅東口」5番のりばから京急バス「鎌倉霊園正門前太刀洗」行きなど 「十二所神社」下車徒歩35分、または「金沢八景」行き「朝比奈」バス停下車徒歩5分
地図：Google マップ
公式ホームページ：－
