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名執権ゆかりの、大船の地名の由来となった寺

常楽寺の歴史

常楽寺の歴史

常楽寺の建つエリアは、地理的にはちょうど、北鎌倉と大船の中間にあたります。

常楽寺までは大船駅からバスで移動することもできますが、時間があるなら大船の街をのんびり歩いていくのがおすすめ。駅から「鎌倉芸術館」を目指して商店街の中を歩き、大船中央病院前で右折。三菱電機の敷地に沿って歩いていくと、茅葺き屋根の風情ある常楽寺山門前に到着します。

寺の歴史は、嘉禎3(1237)年、鎌倉幕府の名執権として名高い三代執権・北条泰時が、夫人の母の供養のために御堂を建てたのが始まり。後に建長寺の開山となる蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が住持を務めたこともある名刹です。仏殿の裏には、北条泰時自身の墓があります。

鎌倉三名鐘

鎌倉三名鐘

「大船」という地名は、常楽寺の裏山の粟船(あわふね)山に由来するとされます。ちなみに、常楽寺の山号は「粟船山(ぞくせんさん)」です。

現在の常楽寺のそれほど広くない境内には、山門、仏殿のほか、文殊堂があります。なお、建長寺、円覚寺の鐘とともに鎌倉三名鐘といわれる鐘は、「鎌倉国宝館」に寄託、展示されています。

常楽寺 その他のチェックポイント

義高の墓

義高の墓

常楽寺の裏山・粟船山には、源頼朝のライバル・源(木曽)義仲の子である義高の墓や、泰時の娘の墓があるほか、粟船稲荷がまつられています。

基本情報

住所:鎌倉市大船5-8-29
電話番号:0467-46-5735
拝観料:無料(志納)
拝観時間:9:00~16:00
アクセス:JR「大船駅」またはJR「北鎌倉駅」徒歩20分
地図:Google マップ
公式ホームページ:-

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