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初秋の白萩が美しい鎌倉の萩寺、宝戒寺
宝戒寺は、執権・北条氏の屋敷跡に建つ
鶴岡八幡宮の三の鳥居に向かって、横大路(八幡宮前の通り)を右手に歩いて行くと、突き当たりに鎌倉の「萩寺」として知られる宝戒寺(ほうかいじ)があります。
現在、宝戒寺のある場所は、鎌倉幕府の執権・北条氏の屋敷跡です。鎌倉幕府滅亡後の建武2(1335)年、幕府とともに滅亡した北条一族の鎮魂のために、後醍醐天皇が足利尊氏に命じて建立させたのが、お寺のはじまりです。
写真は、宝戒寺の美しい石畳の参道と白萩。宝戒寺の萩は、紫色の萩ではなく、めずらしい白萩が中心です。
白いヒガンバナ
白萩の咲く頃には、白いヒガンバナ(マンジュシャゲ)も咲きます。
鎌倉・江の島七福神めぐりの「毘沙門天」
本堂には、「鎌倉・江の島七福神めぐり」の「毘沙門天」に指定されている、とても勇ましいお姿の毘沙門天像がまつられています。ふだんは、どちらかというと静かなお寺ですが、お正月は、七福神めぐりを楽しむ参拝客が、数多く訪れます。
また、早春(2月中旬頃)には、枝垂れ梅が、まるで白いシャワーのように美しく咲きます。
基本情報
住所:鎌倉市小町3-5-22
電話番号:0467-22-5512
拝観料、拝観時間
アクセス:JR「鎌倉駅東口」徒歩15分
地図:アクセス
公式ホームページ:金龍山 釈満院 円頓宝戒寺ホームページ