神奈川県立金沢文庫
称名寺に隣接する「神奈川県立金沢文庫」は、実時が晩年に居館内に設けた文庫が起源。企画展等を行っています。
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朝比奈ハイキングコースの歩き仕上げに、ぜひとも訪れてほしいお寺があります。美しい浄土庭園で知られる横浜市金沢区のお寺、称名寺です。
称名寺は、鎌倉幕府の執権、北条一門の北条実時が、文応元(1260)年、所領である六浦荘金沢の館内に、持仏堂を建てたのがはじまりとされます。
以後、鎌倉時代には大規模な伽藍の造営を行い隆盛を誇りましたが、鎌倉幕府滅亡後に衰退。境内の建物は江戸時代に復興されたもの。
称名寺の最大の見所である美しい浄土庭園は、昭和62年の復元。池にかけられた反橋・平橋を渡ることができるので、ぜひ、この世に現出した「浄土」の風情を味わってみましょう。
中国の「瀟湘八景(しょうしょうはっけい)」になぞらえて選ばれた、この付近の8つの景勝地「金沢八景」の一つである「称名晩鐘(しょうみょうのばんしょう) 」は、もちろん称名寺の梵鐘のこと。夕暮れの空に鐘の音が鳴り響く風景、今風にいえば「音風景」です。
なお、鎌倉市内にも、称名寺(今泉不動)というお寺がありますが、別のお寺です。
称名寺に隣接する「神奈川県立金沢文庫」は、実時が晩年に居館内に設けた文庫が起源。企画展等を行っています。
住所:横浜市金沢区金沢町212-1
電話番号:045-701-9573
拝観料:無料(志納)
拝観時間:8:30~16:30
アクセス:京浜急行「金沢文庫」駅徒歩15分
地図:Google マップ
公式ホームページ:-