展望台から西に見える富士山
冬の晴れた日は、六国見山展望台からは、西側に富士山も見えます。冠雪した富士山、やはりいいですね!
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北鎌倉と大船の間に立つ孤峰(こほう)、六国見山。
大船側の高野台登山口から登り始め、ものの10分ほど山道を歩くと、「六国見山展望台」付近に到着。写真の階段を登ったところに展望台があります。
六国見山は、鎌倉を取りまく峰々の最も外側に位置するため、遠くに見える海の手前に、幾重にも尾根が連なって見えます。相模、武蔵、安房、上総、下総、伊豆の六国を見渡すことができたので、六国見山という名前がつきました。
多くの人が、この展望台のある場所が六国見山山頂だと認識していると思いますが、この辺りで一番標高が高いのは、ここから北鎌倉側(「稚児の墓」方面)に約200メートルほど離れた「三等三角点」のある地点です。
ちなみに標高は、展望台の場所が143.84m、三角点の場所が147.3mで、三角点の場所のほうがわずかに高いようです。なお、展望台を含む一帯は、「六国見山森林公園」として整備されていますが、三角点の場所は私有地です。
こちらは、展望台からの眺望。写真右に丸く盛り上がって見えるのは源氏山。源氏山の右には海に突き出た稲村ヶ崎も見ることができます。左手に見えるのは、鎌倉市街と名越の山。
展望台からは公園南口(海が見える側)に下りていく道もありますが、このまま下山してしまってはハイキングとしてはいささか物足りないので、海を正面に見て左に続く道(「稚児の墓方面」と案内が出ている方向)へ行ってみましょう。
冬の晴れた日は、六国見山展望台からは、西側に富士山も見えます。冠雪した富士山、やはりいいですね!
こちらは、展望台の北側の風景。横浜の「みなとみらい」地区が一望できます。中央に見える背の高いビルは、「ランドマークタワー」です。
展望台から北鎌倉側に少し歩くと、「稚児の墓」と呼ばれる石塔があります。この辺りから先は、「六国見山森林公園」の敷地ではなく、私有地になります。地主の方の好意で歩かせていただいていることを忘れず、マナーに気をつけましょう。
「稚児の墓」から北鎌倉側に進むと、道端に「六国見山」と書かれたブロックが置いてある場所があります。近くに三等三角点があります。しかし、この場所は、麓の円覚寺の山号にもなっている「瑞鹿山」であり、「六国見山」の山頂は、やはり、現在、展望台のある位置であるとの見解もあります。
住所:-
電話番号:-
アクセス:大船駅東口よりバス「高野台」行、終点「高野台」で下車し、登山口よりハイキングコース経由約10分。北鎌倉側からの登山道もあり。
地図:Google マップ
公式ホームページ:(公財)鎌倉市公園協会ホームページ