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鎌倉五山で最も古い歴史をもつ寺

寿福寺の歴史

鎌倉五山で最も古い歴史をもつ寺

寿福寺は、正治2(1200)年、源頼朝夫人・政子が、前年に亡くなった夫・頼朝の供養の為に創建した古刹。鎌倉五山第三位で五山のお寺の中で最も古い歴史をもちます。

開山は臨済宗の祖、栄西禅師。栄西は、二度にわたり入宋し、帰朝後、寿福寺を拠点に鎌倉幕府の庇護を得て禅宗を広めるとともに、『喫茶養生記』(寿福寺寺宝)を著し、茶の効用を伝えました。

現在、寿福寺の建つ地は、平治の乱(1159年)で亡くなった頼朝の父・義朝の邸宅があった場所。1180年に鎌倉入りした頼朝は、当初、ここに屋敷を建てようとしましたが、手狭だったため鶴岡八幡宮の東の大蔵に屋敷を建てたという経緯があります。

墓地には実朝と政子も眠る

墓地には実朝と政子も眠る

総門から続く、杉や梅の木立に囲まれた石畳の参道は静けさに包まれています。晴れた日の木漏れ日は、ひときわ美しい。

寿福寺で拝観できるのは、参道まで。仏殿は残念ながら非公開ですが、ゴールデンウィークなど特別な時期にのみ、仏殿の扉が開かれ、像高282cmもある大きなご本尊を拝観することができます。

境内裏手の墓地にある「やぐら」(鎌倉特有の横穴式墳墓)内には、頼朝の妻・政子と息子で三代将軍の実朝の墓と伝わる石塔があります。

また、作家の大仏次郎、俳人・高浜虚子や明治時代の外務大臣・陸奥宗光も寿福寺墓地に眠ります。

基本情報

住所:鎌倉市扇ガ谷1-17-7
電話番号:0467-22-6607
拝観料:-
拝観時間:拝観不可。ゴールデンウィーク等特別な時期のみ仏殿開扉
アクセス:JR・江ノ島電鉄「鎌倉駅西口」徒歩10分
地図:鎌倉ツリープ
公式ホームページ:-

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