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「東身延」と呼ばれる本覚寺

本覚寺の歴史

本覚寺の歴史

現在、本覚寺のある場所は、鎌倉幕府の裏鬼門(南西)に当たる為、源頼朝が夷堂(えびすどう)を建てた場所。

佐渡に流罪になっていた日蓮が赦免され鎌倉に戻り、甲斐(山梨県)の身延に移るまでの間、夷堂に滞在したと伝わります。その後、永享8(1436)年、日出(にっしゅつ)が創建したのが本覚寺です。

日蓮宗の総本山「身延山 久遠寺(みのぶさん くおんじ)」に参詣が困難な信者のために、日蓮の遺骨を久遠寺から分骨したことから、以来、「東身延」と呼ばれるようになりました。

「鎌倉・江の島七福神めぐり」の夷様

「鎌倉・江の島七福神めぐり」の夷様

現在、本覚寺の境内にある、特徴ある八角屋根の夷堂は、昭和56年に再建されたもの。堂内にまつられている夷様(恵比寿様)は、「鎌倉・江の島七福神めぐり」の夷様に指定されており、お正月は、七福神めぐりを楽しむ人がたくさん訪れます。

この夷像は、後世の鯛と釣竿を持つ商業の神「恵比寿」様の姿とはまったく異なる、武人のようなスタイルの「夷」様。古(いにしえ)の姿を伝える珍しい像です。

本覚寺が華やぐ「初えびす」と「本えびす」

本覚寺が華やぐ「初えびす」と「本えびす」

本覚寺が最も華やぐのが、正月三が日の「初えびす」と、10日の「本えびす」。縁起物が売られ、美しく着飾った福娘の声と太鼓の音が、正月の鎌倉の空に響きます。(写真提供:鎌倉市観光協会)

本覚寺 その他のチェックポイント

見事なしだれ桜

見事なしだれ桜

本覚寺は、見事なしだれ桜が有名です。夏は、蓮(ハス)や鎌倉一といわれるサルスベリの大木が花をつけ、参詣客の目を楽しませます。

にぎり福

にぎり福

本覚寺で、人気があるのが「にぎり福」という御守り。

粘土でできた小さな御守りは、てのひらでギュッと握るとご利益があるといいます。種類は、愛・健・財・学・福の5つ。手作りだから、一つ一つ表情が違います。ぜひ、これは!と思うものを選んでみてください。

基本情報

住所:鎌倉市小町1-12-12
電話番号:0467-22-0490
拝観料:無料
拝観時間:境内自由(社務所:9:00~16:00)
アクセス:JR「鎌倉駅東口」徒歩3分
地図:Google マップ
公式ホームページ:-

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