太刀洗水
頼朝の命を受けた梶原景時が、謀反の疑いのかかった有力御家人・上総広常を討った後で、血糊のついた太刀を洗ったという「太刀洗水」。水戸黄門として有名な徳川光圀(とくがわみつくに)が、家臣に命じて編纂した『新編鎌倉志』の中で、「鎌倉五名水」のひとつに選ばれています。
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鎌倉駅前からバスに乗り、十二所神社バス停で下車すると、「鎌倉 峰本 朝比奈店」のとなりに、地元の鎮守「十二所神社」があります。
神社からバス通りをはさんで、向かい側に細い分かれ道がありますが、これが金沢街道の旧道、すなわち朝比奈切通しの道(朝比奈ハイキングコース)です。
はじめは舗装道路ですが、しばらく行くと山道になり、右は崖、左に川を見るという景色が続きます。
やがて道が二手に分かれる場所があり、目の前に滝が流れ落ちています。「朝比奈切通し」を一夜で切り開いたという伝説の剛力武士、朝比奈三郎に因んで「三郎の滝」と名付けられた滝です。
この滝の少し手前の左の川向こうの崖には、頼朝の命を受けた梶原景時が、謀反の疑いのかかった有力御家人・上総広常(かずさひろつね)を討った後で、血糊のついた太刀を洗ったという「太刀洗水」が流れ出ています。
滝に向かって右手の道は、十二所果樹園に続いています。
滝に向かって左手の道、金沢街道の旧道へ進みましょう。かつて、「塩の道」とも呼ばれ、横浜の六浦の港から鎌倉へ、塩をはじめとする様々な物資が運ばれた重要な交易路でした。
この辺りは沢沿いの湿った道で、特に雨後は滑りやすくなるので注意が必要。峠まで緩やかな上りが続きます。
頼朝の命を受けた梶原景時が、謀反の疑いのかかった有力御家人・上総広常を討った後で、血糊のついた太刀を洗ったという「太刀洗水」。水戸黄門として有名な徳川光圀(とくがわみつくに)が、家臣に命じて編纂した『新編鎌倉志』の中で、「鎌倉五名水」のひとつに選ばれています。
住所:-
電話番号:-
アクセス:JR鎌倉駅よりバス金沢八景駅行 「十二所神社」下車徒歩7分(三郎の滝)
地図:Google マップ
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