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大船のシンボル 大船観音
白衣の優しげな表情の観音様
大船駅のホームからも見える大船のシンボル、白衣(びゃくえ)の大きな観音像。仏像は、立ち姿を「立像」、座っている姿を「坐像」といいますが、この観音さまは胸から上のいわゆる「胸像」。
当初は、立像や座像も検討されましたが、地形との調和を考慮し、胸像になったのだそうです。高さ25.3メートル、幅18.5メートル。
観音様の胎内
大船観音の歴史は昭和初期にさかのぼります。昭和4年に地元有志が大船観音建立に着手しますが、日中戦争・太平洋戦争の間は、資金不足・資材不足から未完のまま放置されていました。
戦後、昭和32年になって放置されていた観音像を完成させようと、「財団法人大船観音協会」が設立され、工事が再開。昭和35年、ついに完成しました。
胎内には、観音像の雛形が本尊として安置されているほか、観音像完成までの経緯がわかる写真展示室などがあります。
基本情報
住所:鎌倉市岡本1-5-3
電話番号:0467-43-1561
拝観料:大人300円 小人100円 障害者・市内高齢者無料
拝観時間:9:00~17:00(11~1月は16:30まで)
アクセス:JR「大船駅西口」徒歩10分
地図:Google マップ
公式ホームページ:大船観音寺ホームページ