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無実の罪を着せられた男の身代わりとなった阿弥陀様
開山の一遍上人像
鎌倉駅東口バスターミナルの5番乗り場からバスに乗り、「十二所」バス停で下車。道路を渡って反対側から細い道が分かれており、そのすぐ先に光触寺(こうそくじ)があります。
光触寺は、もとは真言宗の寺でしたが、弘安2(1279)年、全国を行脚し、踊念仏を唱えて民衆の信仰を集めた一遍(いっぺん)上人を開山に迎え、時宗に改めました。
本尊の運慶作といわれる「頬焼(ほほやけ)阿弥陀」には、無実の罪をきせられ、頬に焼印を押される男の身代わりに自らの頬を焼かせたという伝説が伝わります。本堂および「頬焼阿弥陀」の拝観は事前予約が必要。
塩嘗地蔵
光触寺の近くを通る金沢街道は、かつて、鎌倉と横浜の六浦の港を結び、塩などの物資を運ぶ重要な交易路でした。
境内にまつられる地蔵は、もとは金沢街道の路傍にあり、六浦の塩売りが毎朝この地蔵に初穂の塩をお供えすると、帰りには地蔵が塩を嘗めてしまわれ必ずなくなっていたので、「塩嘗(しおなめ)地蔵」の名がつきました。
基本情報
住所:鎌倉市十二所793
電話番号:0467-22-6864
拝観料:無料(志納) 本尊拝観は団体(10名以上)で事前に申し込みが必要300円
拝観時間:9:00~16:00
アクセス:JR「鎌倉駅東口」5番のりばから京急バス「鎌倉霊園正門前太刀洗」行きなど「十二所」下車徒歩1分
地図:Google マップ
公式ホームページ:-