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映画にも登場した鎌倉五山第四位の古寺

「鎌倉五山」の第四位、浄智寺の歴史

「鎌倉五山」の第四位、浄智寺の歴史

浄智寺は、禅宗(臨済宗)の寺院の格式を示す制度「五山の制」で、「鎌倉五山」の第四位に列せられている、格式の高いお寺です。鎌倉幕府の五代執権・北条時頼の三男宗政の菩提を弔うために、夫人と息子の師時(もろとき)が創建しました。

浄智寺のある北鎌倉駅の周辺は、住宅地やお寺の多い、とても静かなエリア。参道入口には、昔なつかしい円筒形の郵便ポストなども残っており、とてものどかな雰囲気。お寺だけでなく、このような街の雰囲気も楽しみながら、散歩してみましょう。

「宝所在近」すごく励みになるメッセージ

「宝所在近」すごく励みになるメッセージ

浄智寺に来て、みなさん気になるのが、総門に掲げられた「宝所在近」という言葉。

なんだか、「宝物は、すぐ近くにあるぞ!」といっているように思えますが、修行中のお坊さんたちへの「がんばって修行を積めば、意外と早く悟りに到達できる」というメッセージなのだそうです。

「幸せは意外と近くにある。嫌なことがあってもがんばって生きていこう」と解釈すれば、私たちにとっても、すごく励みになりますね。

「鎌倉十井」のひとつ「甘露の井」

「鎌倉十井」のひとつ「甘露の井」

総門前には、「鎌倉十井」のひとつ「甘露の井」があります。水道が普及する以前、海辺の町である鎌倉は、潮混じりの湧き水が多く、質の良い水は大変貴重だったといいます。

梅雨時、甘露の井のわきには、ガクアジサイが花を咲かせます。

『武士の一分』の撮影に使われた石段

『武士の一分』の撮影に使われた石段

浄智寺の三門(山門)は、めずらしい中国風のデザイン。三門へと続く、すり減った鎌倉石の石段はとても風情があり、映画『武士の一分』の撮影にも使われました。新之丞(木村拓哉)の妻・加世(檀れい)が墓参りに訪れるシーンです。

過去・現在・未来を表す仏様

過去・現在・未来を表す仏様

仏殿である曇華殿(どんげでん)に安置されている本尊は、「三世仏坐像」という三人の仏様。阿弥陀・釈迦・弥勒の三如来は、それぞれ過去・現在・未来の三世を表しています。

浄智寺 その他のチェックポイント

布袋和尚

布袋和尚

境内奥の、洞穴の中に立っている布袋さまは、「鎌倉・江の島七福神めぐり」の布袋和尚(ほていおしょう)。お腹をさするとご利益があるとされ、皆が触っていくので、お腹のあたりが、黒くなっています。でも、決して、腹黒いわけではありません!

大仏ハイキングコース

大仏ハイキングコース

浄智寺境内左側の道を先に進むと、「大仏・葛原ヶ岡ハイキングコース」の登山口があります。ハイキングコースは源氏山公園や銭洗弁財天を経て、大仏や長谷観音のある長谷エリアに通じます。新緑の季節や秋の行楽シーズンは、たくさんのハイカーがハイキングに訪れます。

基本情報

住所:鎌倉市山ノ内1402
電話番号:0467-22-3943
拝観料:大人200円 小・中学生100円
拝観時間:9:00~16:30
アクセス:JR「北鎌倉駅」徒歩8分
地図:アクセス
公式ホームページ:臨済宗円覚寺派 浄智寺

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