12月上旬に紅葉が終わると、いよいよ本格的な冬の到来。大気の澄み渡った冬ならではの雄大な景色を楽しみに出かけてみませんか?
鎌倉周辺にある冬におすすめの絶景展望台5選を紹介します。
なお、鎌倉のハイキングコースは2019年の台風15号の被害により、通行止めになっている場所が多いですが、この記事で紹介する場所はいずれも通常通り、立ち入ることができます。
鎌倉市と逗子市にまたがる「ハイランド」住宅地のはずれに広がる「鎌倉市子ども自然ふれあいの森」。
この公園の一角にあるのが、鎌倉と逗子の街と海、360度の大パノラマを見ることができる、その名も「パノラマ台」という小さな展望台です。
パノラマ台へは、鎌倉駅または逗子駅から「ハイランド循環」のバスに乗り、「夕陽台公園」バス停で下車、徒歩10分ほどです。
JR北鎌倉駅の北東にそびえる孤峰(こほう)・六国見山。その展望台からは、幾重もの峰々に囲まれた鎌倉の市街地と海を遥かに見渡す、ダイナミックな景色が楽しめます。
「六国見」という名前の由来は、相模、武蔵、安房、上総、下総、伊豆の六国が見渡せたことから。
六国見山一帯は、「六国見山森林公園」として整備されています。展望台への登山ルートは複数ありますが、一般的なのは大船駅から「高野台」行きのバスで終点「高野台」バス停で下車。付近の登山口から石段と山道を10分ほど登ると到着します。
材木座の海のそばにある光明寺というお寺の裏山にも展望台が設けられています。関東随一とも言われる大きな山門の向こうに広がる海。そして、江の島や富士山までをも見渡せる絶景が楽しめます。
「かながわの景勝50選」にも選出されています。
鎌倉駅から小坪経由逗子駅行きバスで「光明寺」下車。お寺の本堂裏手の石段を登った先に展望台があります。
毎年恒例のイベントとしてすっかり定着した、冬の江の島を彩るイルミネーション「湘南の宝石」。クリスタルをふんだんに使用した「湘南シャンデリア」のトンネルを抜けると、そこに広がるのは、シーキャンドルを中心に広がる「光の大空間」。
「湘南の宝石」は、年々、進化しているように思います。
「江の島シーキャンドル」へは、小田急「片瀬江ノ島駅」、江ノ電「江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」の各駅から徒歩約25分。
やや地味な印象ですが、実際に訪れてみると、その眺望の素晴らしさに驚かされるのが「披露山公園展望台」。眼下には披露山庭園住宅や逗子マリーナ、その先には湘南の海と江の島が見え、そして、遥か彼方には、空気の澄んだ秋から冬の晴れた日には、富士山が大きくその姿を現します。
「披露山公園」へは、逗子駅から小坪経由鎌倉駅行きバスで「披露山入口」下車。徒歩約13分。