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江ノ電とは?

今回は、湘南・鎌倉の人気者「江ノ電」に乗って、散歩に出かけましょう。

鎌倉を訪れたことのある人にはお馴染みの江ノ電ですが、ご存知ない人のために「江ノ電」とはなにか?はじめにざっとご説明しましょう。

江ノ電は、JR横須賀線の鎌倉駅から、JR東海道線や小田急電鉄が乗入れる藤沢駅の間、約10キロを35分で結ぶ電車です。観光はもとより、地元の人の足としても活躍しています。

開業は明治35(1902)年で、藤沢駅―片瀬駅(現・江ノ島駅)間で開業し、順次延長され、明治43(1910)年、藤沢駅―鎌倉駅間全線開通に至りました。

江ノ電300形

(写真:江ノ電300形)

写真は、現役最古参の300形。江ノ電といえばこの車両を思い浮かべる人も多い江ノ電の顔。ただし、新型車の導入で、300形もほとんど姿を消してしまったのが残念。現役で活躍するのは、305号車+355号車の1編成のみ。

江ノ電300形の昔懐かしい木の床

(写真:江ノ電300形の昔懐かしい木の床)

江ノ電人気の秘密 その1 風光明媚な沿線風景

江ノ電がなぜそんなに人気があるのかというと、理由の1つは、風光明媚な沿線のロケーションにあります。

鎌倉駅を出発した江ノ電は、しばらくは住宅地の中を家々の軒をかすめるようにして走ります。

途中、鎌倉大仏長谷観音で有名な長谷駅を経て、江ノ電で唯一のトンネル「極楽寺トンネル(極楽寺洞)」を抜けると、風情あふれる駅舎の極楽寺駅に到着。

極楽寺のあたりは、鎌倉市内でも特に自然が残り風情があるので、映画やドラマのロケでもよく使われています。最近では、『最後から二番目の恋』のロケも行われました。

極楽寺トンネル(極楽寺洞)

(写真:極楽寺トンネル(極楽寺洞)と運転席の大きな窓が特徴の2000形)

山間の駅を思わせる極楽寺駅

(写真:山間の駅を思わせる極楽寺駅。関東の駅百選に選ばれています。)

極楽寺駅の次の稲村ヶ崎駅を過ぎるとちらほら左側の車窓に海が顔を見せ始め、七里ヶ浜駅に近づくと、大海原が左手の車窓に広がります。江ノ電の駅の中で海からの距離が最も近い鎌倉高校前駅を経て、次の腰越駅手前まで海辺の景色が続きます。

鎌倉高校前駅付近の坂(日坂)と「スラムダンク踏切」

(写真:鎌倉高校前駅付近の坂(日坂)と「スラムダンク踏切」)

ちなみに、鎌倉高校前駅付近の踏切は、アニメ『スラムダンク』のオープニングに登場する場所のモデルになっていることから、最近「スラムダンク踏切」と呼ばれるようになり、外国人を中心に多くの人が集まるようになりました。

腰越駅を過ぎると路面電車さながらに自動車や人と一緒に商店街の真ん中を走ります。電車が近づくと、「電車接近」の電光表示が点滅し、車が端に避けて電車の通過待ちする光景もしばしば。車でここを走るのはちょっと怖いですね。

腰越商店街では、路面電車になる

(写真:腰越商店街では、路面電車になる)

腰越駅の次は江ノ島駅に停車。江ノ島を出ると、閑静な住宅地の中にある鵠沼駅などいくつかの駅に停車し、終点の藤沢駅に到着します。

江ノ電人気の秘密 その2 多彩な車両

江ノ電人気のもうひとつの理由は、その多彩な車両の種類でしょう。

上でご紹介した、現役最古参の300形から、平成18年に導入された最新型の500形まで、実に様々な種類の車両が走っています。

どのタイプが来るかをホームで待つのも江ノ電に乗る楽しみの一つです。

「レトロ電車」10形

(写真:「レトロ電車」10形。ヨーロッパの豪華客車「オリエント急行」風のデザイン)

20形

(写真:平成14(2002)年に、開業100周年を記念して登場した20形)

最新型車両500形

(写真:写真:最新型車両500形。丸みを帯びたかわいらしいデザイン)

江ノ電車両図鑑(江ノ電公式ホームページ)

意外なところで江ノ電発見!

現役を退いた江ノ電の車両と意外な場所で対面しましたので、ご紹介したいとおもいます。

まずは、由比ヶ浜駅を降りて海側に進み、「鎌倉海浜公園」に行ってみます。ここにかつて「タンコロ」の愛称で親しまれた車両が展示保存されています。

「タンコロ」という愛称は、2両編成の連接車が中心となった後も、単車として活躍したことから付きました。昭和6年から昭和55年まで、約50年間活躍。引退後、江ノ電ファンクラブの尽力で鎌倉市に寄贈され、現在地で保存されることとなりました。

江ノ電107号車。通称:タンコロ

(写真:「鎌倉海浜公園」に保存されている江ノ電107号車。通称:タンコロ)

今度は江ノ島駅で降りて、腰越の商店街に行ってみます。見てください! 和菓子屋さんの店先に江ノ電がいます。

江ノ電もなか本舗「扇屋」の店先に展示されている江ノ電

(写真:江ノ電もなか本舗「扇屋」の店先に展示されている江ノ電)

日蓮の法難で有名な龍口寺(りゅうこうじ)門前の「江ノ電もなか」で有名な和菓子屋「扇屋」さんの店先に展示されているのは、平成2年3月に現役を引退した車両の前面部分を江ノ電より譲り受けたもの。江ノ島駅下車、徒歩約2分。

江ノ電の寝床・極楽寺車庫

さて、最後は江ノ電の極楽寺車庫を訪ねてみましょう。

極楽寺駅改札を出て右手に道を100メートルほど行くと、右側に極楽寺地区の公民館(極楽寺公会堂)があるので、その手前を右手に入っていきます。ここが江ノ電の寝床・極楽寺車庫です。

極楽寺車庫(検車区)

(写真:極楽寺車庫(検車区))

江ノ電ファン必見の極楽寺車庫。こうして見ると、江ノ電は、本当に多彩な車両がありますね。

極楽寺車庫には、先ほどご紹介した「タンコロ」107号車の兄弟である108号車が動態保存されています。毎年秋に行われる「タンコロまつり」で一般公開されます。

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